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みかん狩りランデブー<セルフライナーノーツ#1>
アルバム『田んぼオブザワールド』発売から半年以上経ちましたが、舞台となった地域の紹介も含め、ずっと書こうと思っていたセルフライナーノーツ。お付き合いください。第一回は、今週の小田原は曽我のコンサートに合わせ、ここを舞台にした『みかん狩りランデブー』から。



野菜売りの三好さんを通して、曽我の農家柏木さんとのお付き合いももう10年近くになりました。中でも11月の終わり頃から始まるみかんの収穫には今や、毎年一度はお手伝いに行っています。

この曲の物語の中心は、初めて手伝いに行った2011年のこと。歌を書いたのはその1年後。みかん収穫に夢中になりながら、ついついいろんなことを告白してしまうという展開でしたが、この作用は偶然でなく、毎年似たようなことが起こりました。いつも言ってますが、言いにくいことを言うには、いっしょにみかん狩りに行くことです。

歌に書いていないことが二つ。みかん山からの下り、軽トラの荷台から見た夕暮れの富士山が美しすぎたこと。横浜への帰り道、正面に上がった満月を「みかん色だね」って誰かが言ったこと。歌にするのに話なんか盛りません。むしろ体験が濃密でさまざまなミラクルがあり過ぎて、歌には入りきらないこともあるんです。みなさんも一度みかんもぎ、実体験してみてくださいね。

あ、ちなみにタイトルは“みかん狩り”ですが、みかんの収穫は観光ではなくお手伝いなので、柏木さん曰く”みかんもぎ”だそうです。誰かの真剣な暮らしの中に、わいわいとおじゃまさせてもらって、それがお手伝いになって喜んでもらえたらとても幸せなことです。



いっしょに軽トラの荷台に揺られたつもりで、聞いてください。


・・・・・・・・・・

みかん狩りランデブー

荷台に乗って、坂を登って
街は白く光ってる

細い道を、丘の上へ
進む、進む、ガタゴトと

ルルルルルル

カゴを背負って、ハサミ持って
みかんの木を囲んでく

青い空に浮かぶみかん
やさしくつかんで、傷つかぬよう

ルルルルルル

声は聞こえて、顔は見えず
木の陰で誰の声

みかんだけに心を許して
誰かが秘密を話し出す

ルルルルルル

落としたみかんが坂道コロコロ
子どもたちが追いかける

お茶を飲んで、みかんをむいて
聞いた秘密が気になってる

ルルルルルル


枝の間に夕日がさして
そろそろ帰ろうか、声がかかる

荷台に乗って、坂を下る
街は赤く染まってる

ルルルルルル

・・・・・・・・・・



Choji ニューアルバム『田んぼオブザワールド』
http://choji.jp/cd_tambo.html

柏木さんのみかんや野菜はみよさんの野菜市で>
http://choji.jp/yasaiichi


最後にお知らせ。曽我は梅の産地でもあって、毎年梅の花の咲くころに「小田原梅まつり」が行われています。今年は柏木さん家で「春待ちコンサート」を開くことにしました。2/11(水祝)と14(土)二日間の開催です。まだまだ寒いですが、あったかくして梅林を散策したら、柏木さんのおうちでいっしょに春を待ちましょう。お待ちしてます。

ライブスケジュール>
http://choji.jp/schedule.html
 
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