国生みの島、沼島でぬしま展
3月17日は晴れたり雨降ったりの不思議な日でしたが、出会いの沼島で、初めての企画。「ぬしま展」でした。沼島(ぬしま)は淡路島の南にあって、古事記に出てくる国生み神話の島とも言われる、小さな島です。
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<前日>
楽器と機材が海を渡ります。いつも車でのツアーなのでこのスタイルは初めて。なんとかなるもんです。
海の幸というのは本当に贅沢で、前日入りの喜びであり、危うさであり。島の常連さんとの再会もうれしく、日本酒を合わせずにはいられないという。
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<当日>
さて当日の朝、まずは吉甚(よしじん)でスイーツ&コーヒーのオープン。
お目当てはこちら。淡路島の人気飲食店4店による、上立神岩を始めとした沼島シンボルの岩々をテーマにコラボスイーツ。
神宮寺ではコンサートの準備も完了・・・というところで本日何度目かの雨が、開け放った縁側から吹き込み、雷も伴い、右往左往。(笑)その頃別会場(屋内)で行われていた、沼島小学校の子供たちの和太鼓に、本日初披露の国生み神話の紙芝居も見に行けず、写真も無く、ごめんなさい。
それでもコンサートが始まる頃にはすっかり雨もあがりました。寒かったけどね。
さて、神宮寺に歌碑のある「沼島小唄」。そのことを知らずに借りていた郷土資料のテープの中の一曲に、子供たちが歌うこの歌が収録されており、それに魅かれてご縁とばかり歌うことに。富田砕花が昭和2年に沼島を訪れた際、この神宮寺に泊まって明日帰ろうというところに台風で足止めとなり、つづきを6番まで書いたという秘話を住職から聞いて、よりありがたく。沼島のみなさんが口ずさんでくれてなおうれし。
3度目の来島でしたが、通うほどに、付き合うほどにいろんな出会い。地域おこし協力隊をこの3月で任期終了となる川勝惠さんが丁寧にいろんな方とつないでくれたおかげ。彼女が今年の旧正月に書いた沼島への思いを元に「つむぐ」という歌を作って披露しました。
そして
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<翌日>
たのしくいっしょに過ごした飲食店のみなさんとお別れして、翌朝、上立神岩の朝日を見に。1年前に泊まった時は曇っていて見られなかったのですが、思いが叶いました。なにものにも代えられない美しさと尊さ。国生み神話の所以です。
今回のご縁はふくカフェオーナー樫本さんに始まります。今から10年近く前に香川の「おてんとさん」というカフェでのコンサートに来てくれてお会いし、その後にオープンした「ふくカフェ」は今や淡路でも大人気店。それでもおごることなく、ご縁を大切に、いろんな人たちを繋いでいます。ぬしま展、今回の試みはほんのはじまり。このつづきはまたいつか。
貴重な第一回、大事な友人たちも来てくれてうれしかった。お運びいただいたみなさんありがとうございました。沼島のみなさん、またお会いしましょう。
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最後に淡路島の飲食4店のリンクを紹介しておきますね。
●ふくカフェ>ここがはじまり
●KEKKOI>創作うどんとアットホームなお店
●maaru>海岸沿いのリゾートなカフェ
https://cafemaaru.shopinfo.jp/
●PICCOLOTTO>当日は来られませんでしたが準備の協力をいただきました
https://piccolotto-ghc.business.site/
◎よしじん>沼島のことはまずここへ
http://nushima-yoshijin.jp/hello-world
Choji>4月は福島です!