山歩き

京都は美山の山歩き。しばらくこうゆう時間がなかったので、思いがけないお誘いがとてもうれしかった。ライブの翌日、田歌舎のスタッフのみんなといっしょに、藤原誉(ほまる)さんが案内してくれた。福井県との県境、五波峠からゆっくりと2時間ほど。

 

(写真クリックすると大きくなります)

 

歩くほどにさまざまな表情を見せる山。一つ一つの樹や葉や実が、まるでアートのよう。やっぱりこうゆうものにはかなわないんだよなとそんな話をする。

 

 

 

 

 

ずっと歩いて行った先に開けた場所。もう少し澄んでいれば日本海まで見えるそう。

 

 

気づけば2年ぶりの田歌舎。飲み過ぎるのはいつものこと。変わらない気持ちよさのメンバーたちと、やっぱり大好きな場所。

 

 

 

田歌舎

http://www.nantan.zaq.ne.jp/fuajs500/

 

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◆Chojiニューアルバム『風と土』

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●12/17(日)『Welcome to Choji's House! vol.44』

〜Choji活動20年記念〜

横浜サムズアップ

12:00オープン>ライブスケジュール

 

| | 18:59 | - | - | - | - | ↑TOP
まわせ一升ビン<『風と土』セルフライナーノーツ#3>

 

さて、ツアーでご唱和いただこうと「まわせ一升ビン」。タイトル通り、酒飲みの宴会の歌です。そもそも日本酒を飲むようになったのはツアーへ出てからのこと。東北や北陸の各地で、うまいから飲んでみろと杯を勧められ、覚えたものです。

 

地方集落の僕が好きなコミュニティーには、だいたい下品なおっちゃんがいて。それを上手にいなす、生まれた時からの付き合いの仲間がいて。全く洗練されてないけど、なんだかんだ調和が取れている、そんな輪。山や川に囲まれた地域の暮らしというのは、ユートピアではなく、いかんともしがたい縁のもと、共に生きていく輪なんだと思います。

 

「税金もなんもかんもあがって、下がるのはオレのパンツだけや〜ガハハハハ」

 

飲まない人にとっては迷惑なもんなんでしょうけど、お酒飲んでウダウダと続くしょうもない話も、地域の暮らしが垣間見えて、わりと最後まで付き合ってしまいます。ツアー先の各地でまた「まわせ!まわせ!」とお付き合いください。

 

 

まわせ一升ビン

 

晩酌のつもりが一合二合と手酌酒
生酒だから今夜のうちに飲んでしまおう
酒の肴はうちの畑にあるものでいい
日本人で、ああよかったな そして

 

みんなが集まりゃ、一升ビンを「まわせ!まわせ!」
下世話な話も、飲んだ席だろ「ゆるせ!ゆるせ!」
でかい声で笑う

 

いいとこ来たなと地元の酒を買っておく
土地のものがやっぱり一番だな
山に田んぼに気持ちいい風が吹いている
日本人であぁよかったな そして

 

風呂から上がれば、一升ビンを「まわせ!まわせ!」
明日の話は、飲んだ席だろ「あとで!あとで!」
楽しい酒を飲もう

 

みんなが集まりゃ、一升ビンを「まわせ!まわせ!」
下世話な話も、飲んだ席だろ「ゆるせ!ゆるせ!」
でかい声で笑う

 

せーの「かんぱーい!」

 

 

Choji『風と土』

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8/20〜発売記念全国ツアー

ライブスケジュール

| ライナーノーツ | 12:54 | - | - | - | - | ↑TOP
キヨちゃんのバギー<『風と土』セルフライナーノーツ#2>

 

 

キヨちゃん。歌を書いたことを本人に言えずにこれまでやり過ごしてきたのですが、もはやCDとなっては、これを持って報告に行かねばと。

 

ちょ:「喜んでくれるか、怒られるかわからんよ。」

キヨ:「ほな、聞いてみよか。(ニヤッ)」

 

感想はまた。

 

4年前松阪の家に越して、最初に気になったのが、朝早く(夏は6時頃)から聞こえてくる、「ガラガラッ」。手押し車に体重をあずけながら、まるで体の一部のように進めていくキヨちゃん。その角度といい、無駄のない動きといい、おもむろにその上に座る時の自然さといい、キヨちゃんほどスマートに、この手押し車を使いこなしている人を未だかつて見たことがない。そして村中どこにいても出くわす。

 

キヨ:「あんたどこへ行くん」

ちょ:「ちょっと墓へ」

キヨ:「今度は九州へ行くんやてな」

ちょ:「え、なんで知ってんの」

 

いろんなことを聞かれるし、なんでも知っている。そして進むも話すも自分のペースは譲らない。一度うちにニュージーランド人の友達サムがやってきた時も、気が付けばもう話しかけられていて、「あんたも稲刈り行くんか?」って聞かれたらしい。

 

最近、もう年だからと、畑を人に譲ってしまい、通る回数が減ってしまったのが気になるところだけど、CDをそっと座面の下の入れ物にしまうと、今日もいつもと同じスピードで、進んでいった。キヨちゃんかっこいいぜ。あなたには演歌よりもロックンロールがよく似合う。

 

 

 

キヨちゃんのバギー

 

日が昇ればガラガラっとやってくる
大きな声で誰かを呼んでいる

 

朝の7時も8時も9時も10時も
お昼食べたらまた午後から

村の端から端まで、転がしてく

 

どこを通ってもガラガラっと音がする
「あんたどこへ行くんや」と聞いてくる

 

今日も7時も8時も9時も10時も
お昼食べたらまた午後から
村の端から端まで、転がしてく


雨が降ったら合羽で転がしてく
今日も自分のペースを守ってる

 

墓も畑も田んぼもゴミ置き場も
川沿いの砂利でも苦にせず
村の端から端まで、転がしてく

 

「もう暑くてかなわんわ」と言っている
でもかまわず村中を見回ってる

 

墓も畑も田んぼも浅間(せんげん)さんも
川沿いの砂利でも苦にせず
村の端から端まで、転がしてく


今日も変わらずガラガラっとやってくる
大声で話しながら進んでく

 

そして春夏秋冬年を越しても
愛車に手を乗せどこまでも
きっと、東京まで転がしてく

 

村の端から端まで、転がしてく
 

 

Choji『風と土』

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8/20〜発売記念全国ツアー

ライブスケジュール

 

 

| ライナーノーツ | 17:53 | - | - | - | - | ↑TOP
ホーボーワルツ<『風と土』セルフライナーノーツ#1>

「方々(ほうぼう)を旅して作りました。ホーボーワルツ、聞いてください」といつもMCして歌っていますが、この曲は旅で出会ったある人を思って書いたものでした。ニューアルバム『風と土』セルフライナーノーツ、まずはこの話から。

 

 

松山(愛媛県)の大久保さんとは、結局2度会っただけ。一度目は横浜の喫茶店で、初めての四国ツアーを企画するのに、海をつくる会坂本さんが紹介してくれたのでした。白っぽいトレンチコートを来て、初老のビジネスマンという、少し気難しい感じの雰囲気に緊張。僕らの小さなカフェライブのポリシーを話すと、「夢を持って大きなことをやりなさい!」と叱咤されてしまいました。ミュージシャンに対して「夢を持て!」と言うのもなかなか珍しいコメントです。目指してるものは少し違うと思いつつ、その熱心に向き合ってくれる姿勢というか、強いバイタリティーというか、何か気になるものを感じ、ライブのことは別にしても、松山に行ったらもう一度会いたいなと思ったのでした。

 

その後ツアーまでの間、マネージャーであるひーさんがメールで何度もやり取りをしていたのですが、見たことものない、古い表現や難しい言葉が並び、辞書を片手に返事をしていたのを覚えています。ひーさんの文章とはまるで釣り合わない不思議なやり取りでしたが、それでもとてもマメで丁寧にメールを返してくれて、ひーさんとしてはこの時間が大久保さんとの心の距離を縮めていたようです。

 

4月、春のツアーで松山を訪ねます。ライブの翌日に、松山の繁華街にある大久保さん指定の居酒屋を訪ねると、座敷の奥から、一度目の印象とはガラッと違う、くだけた満面の笑みで、「よく来たな〜!」と迎えてくれたのでした。そしてこの夜話したあれこれは忘れません。大久保さんの夢、そして僕らの活動のこだわりに対する的を得た説教。おもしろかったのは、大久保さんはどんな出会いで会った人にも真剣で、パソコンを開くと頻繁に入る迷惑メールの類いも、隅々まで読み分析し、どうしてそのようなことをするのかについて、独自の視点で考察を話してくれました。そして、僕らなりの活動への思いに、「周りを気にせず貫いていけ」と後押ししてくれたのでした。

 

 

その夏、秋田大曲に遠征にでかけているところへ、紹介してくれた坂本さんから電話があり、大久保さんが癌で亡くなったことを知りました。あの出会った時のエネルギーからは信じられない一報。お葬式には行かれなかったのですが、遠征後、お線香をあげに再び松山を訪ねました。奥さん曰く、病気が分かって一番信じられなかったのは本人だろうと。最後の最後まで生きるつもりでいたと話してました。「あの人は癖のある人だったから、合わない人も多くてね」と言ったのも奥さんの言葉。僕らにとっては、あまりに強烈な印象で、忘れられない、僕らの今をまた見てもらいたかった。大久保さんは今年で七回忌。やっとできたCDを持って、坂本さんと、9月松山まで会いに行くことにしています。

 

 

ホーボーワルツ

 

そうだね、今年も方々へと
地図に誘われ、縁によばれ
遠いあの人とあの場所で
うまい酒が飲めればいいな

 

一年一度の縁だけど
二度目に会えばもう懐かしくて
よく来たな、と大きな声で
またおいで、と優しい声で

 

あの人がいなくなったとか
遠い知らせに聞いた
少しずつ変わる時の中で
また同じ話をしよう

 

あの人はクセのある人だから
合わない人も多かったのよと
そうだね、そのせいで僕などは
また会いたくなったものです

 

訪ねるほどに知る人は増え
また酒でも飲めばその気になって
それでも土地の人にはなれないけど
風になれたらいいな

 

あの人が言ってた
気にせずに貫けと
少しずつ変わる時の中で
変わらないものを作ろう


どこまでも同じような景色でも
それぞれに暮らしがあることを
旅人は何も知らないけど
土地に風が今日も吹く

 

あの人は知ってた
まだ話し足りなかったけど
少しずつ変わる土地を歩き
変わらない思いを聞こう

 

 

Choji『風と土』

オンラインショップ>ツキオンレコード

 

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8/20〜

〜発売記念全国ツアー〜

ライブスケジュール

| ライナーノーツ | 23:14 | - | - | - | - | ↑TOP
ニューアルバム『風と土』

 

Choji『風と土』

2017年4月29日発売

2160円(税込)

≫オンラインショップ『ツキオンレコード』

 

■収録曲
1. ホーボーワルツ
2. キヨちゃんのバギー
3. まわせ一升ビン
4. 収穫祭〜はたごんぼの歌〜
5. 村祭
6. かくれんぼ
7. 土の上に生きて〜朔の薪割り歌〜

 

■収録メンバー
Choji  :歌、ギター、ピアノ
原さとし:バンジョー、ボーンズ
倉井夏樹:ハーモニカ、アンデス、リコーダー
関根真理:パーカッション、コーラス

 

at GUMBO STUDIO

 

ジャケット作品 : sakusati
デザイン:トリタニタツシ

 

 

◎風と土

 

旅から始まったこと。それが少しずつその地域にいる時間が長くなり、関わりは深くなり。知るほどに、どうしても行き来することのできないお互いの立場、背負うことのできない覚悟に気づく。それでも通い続ける。地域はどこへ向かうのか。そして僕自身は。時間と共に感じてきた変化。ライブでお馴染みのホーボーワルツ、キヨちゃんのバギー、まわせ一升ビンという前半から。少しずつ深く立ち入った世界へ。そして。美杉の朔で出会った1シーン。風なのか、土なのか。最後には一つの答えが出る気がしています。

 

◎CD音源として

 

CD音源として8作目。これまでにない自信を持ってお送りします。ライブじゃないと伝わらない部分への気持ちは相変わらずですが、今作は、歌にこだわり、そして、原さとしさん、倉井夏樹くん、関根真理さんという、いっしょに音を鳴らしてきたバンドとの一体感にこだわって、その思いにどこまでも向き合ってくれる、ガンボスタジオの川瀬さんと、最後まで妥協することなく、“作る”という作業ができたと納得しています。

 

前作「田んぼオブザワールド」を気に入ってくれた人も、合わなかったという人も、音楽以外でのお付き合いの人にも、「これだけは聞いてほしい」そんな作品です。ほんの30分。それぞれの目の前の社会から離れ、じっくりと聞き通してください。「何を伝えたいか」でもないのかもしれません。そこにある暮らしを、歌が生まれじんわりと広がる瞬間を「あぁそうゆうことか」と感じてもらえたらとてもうれしいです。

 

◎ジャケット

 

この主題に向き合ってもらうにはと、朔の「sakusati」こと沓澤佐知子さんに、描いてもらいました。美杉にある土を用いて描いてくれたそうです。幾重にも重なる世界をいつまでも見てほしいです。

 

Chojiとして活動20年の節目の一枚、ぜひ、手に取って聞いてください。

 

 

 

◎発売とライブ

 

もう間もなく、4月29日の発売。この日は恒例の西会津『Choji春の縁側カフェコンサート』です。ネット通販でも5月末まで送料無料でお届けします。そして、レコ発はメンバー全員揃って6/18(日)横浜『Welcome to Choji's House!』で開催します!

 

CDの予約・購入は≫

ツキオンレコード

 

ライブ≫

 

●4/29(土)福島県/西会津町 『Choji 春の縁側カフェコンサート2017』 

会場:縁側カフェ
時間:OPEN 13:30 / START 14:00
参加費:¥2500(奥川スイーツ食べ放題付き)*事前にお申し込みください
出演:Choji
<予約・お問合せ>キノコハウス 縁側カフェ 0241-49-2011

 

●6/18(日)神奈川県/横浜市 『Welcome to Choji's House! vol.43』 
〜ニューアルバム『風と土』発売記念〜

会場:横浜 Thumbs Up

時間:OPEN 12:00 / START 12:30
料金:前売¥2500 / 当日¥3000 
出演:Choji(Vocal, Guitar, Piano), 原さとし(Banjo, Bones), 倉井夏樹(Harmonica), 関根真理(Percussion) 
 

チケット予約など詳細はこちらから≫

ライブスケジュール

| CD | 14:27 | - | - | - | - | ↑TOP
和歌山県橋本市に『はたごんぼの歌』(その2)

>>【和歌山県橋本市に『はたごんぼの歌』(その1)】

 

2016年12月3日、紀の川フルーツライン沿いのくにぎの里で、『はたごんぼの歌』完成披露となりました。軽トラ(2台後ろ合わせ)のステージは僕の方で考案していたものの、朝着くと、想像以上のクオリティーでできていて興奮!そしてたぶんこの日以上の良い日はないだろうというほどの青空、眼下に紀ノ川と橋本の街。日差しがあったかいくらいの収穫祭日和でした。

 

 

さて、曲の発表は、素和さんはじめ、関係者のみなさんにもこの日のライブの中でとしていました。新聞記者のみなさんから、事前に歌詞をと言われても、いや、ここはみなさんいっしょに聞いてくださいとお願いし、ステージへ。

 

 

 

 

歌いました。

 

 

・・・・・

 

収穫祭〜はたごんぼの歌〜

 

くにぎの山に雲が広がる

男たちは、かついで登る

この豊かな土地に、手足を触れて

太陽と共に、暮らし生きていた

 

時は流れ、人は流れ

変わらないのはこの土地、もう一度耕そう

 

くにぎの山に声が聞こえる

一年の恵みを、集い祝おう

 

太くて長い、はたのごんぼは、香りをかげばすぐにわかる

大きな葉っぱにお日さんを受けて、ただたくましく育っていく

 

どこまでも伸びてはたごんぼ、いのちの限り進んでゆけ

苦労の分だけ味がある、どこまでも芯を通してゆく

 

さあ、あっち行くかこっち行くかはわからない

ただがむしゃらに水を求めて

格好のことは言わんといてくれ、一生懸命生きたこの形

 

どこまでも伸びてはたごんぼ、いのちの限り進んでゆけ

苦労の分だけ味がある、どこまでも芯を通してゆく

 

 

春夏秋冬と年を越えて、土を耕して暮らしてゆく

この土地の誇りはそこにあった、きっと喜びもそこにあった

くにぎの里に実りがある、今年も元気に迎えよう

人々がまた集まってくる、命の喜び分かち合おう

 

・・・・・

 

 

 

披露は2度。1度目のステージは記者発表的になりましたが、2度目は少し人も落ち着いたので、僕の希望で、くにぎ広場の大好きなおばさまたちに、ごんぼを持って集まってもらいました。どうしてもこの日に生で聞いてほしくて。

 

 

くにぎ広場の準備から5年ほどの思いが蘇ってきて…と、本当に喜んでくれて、うれしかったです。目の前だったので、僕も歌いながら泣きそうになってしまいましたが。

 

この歌の企画。きっと始まりは素和さんの思いつきだったんだと思いますが、この日のステージの準備や、平木市長をはじめ、集まってくれたみなさんの様子。そして岡本会長をはじめ、はたごんぼに関わってきたみなさんが、本当に楽しみにしてくれているのがよくわかって、歌が世に出るのに、こんなに幸せな場面はないなと思いました。はたごんぼ復活の中心メンバーで、この日来られなかった徳田さんからは、新聞を見たとメールがあり、「かつて紀ノ川の筏で世間へ出て行ったごんぼが、歌という羽をつけてもらい、驚き一番喜んでいると思います」と言ってもらいました。

 

 

さて、二日後にもう一つ大事なこと、このできたばかりの歌を、収穫したはたごんぼと共に、高野山の金剛峯寺へ奉納するというもの。くにぎ広場から、今年世界遺産の追加登録を果たした、黒河道(くろこみち)を8時間かけて歩いて登っていきます。僕にとっては去年に続いて2度目ですが、今年は歌を携え気持ちも引き締まります。

 

 

 

実は体調的な不安があったんですが、無事に登りきりました。

 

 

 

そしてここを歩いて登ってきた大昔の人たちの思いにも届けと、心を込めて歌いました。

 

 

ここまで終えて、すぅーっと肩の荷が下りた思いに浸り、この夜は、橋本で、9月の棚田サミットの関係者の打ち上げもあり、「この火を消さずに〜」などと来年への話も盛り上がりましたが、実はまだやり残していることが…

 

 

歌作りのために預かった畑の収穫!

 

 

太っといのが採れました。

 

 

本当に土の中で、あっち行くかこっち行くかわからない、ごんぼたち。豊作です。持って帰ってもう一回収穫祭かな。

 

 

最後は、畑で一年指導してもらった、もちろんこの方も復活の中心メンバー、岩橋さんと。

 

はたごんぼ、歌が付いてこれからますます羽ばたきます。香りがよくて、やわらかくて。見てびっくり、食べてびっくりの「はたごんぼ」ぜひ一度、ご賞味ください。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

はたごんぼの歌、今年収穫のごんぼと共に、横浜でも披露します!

 

 

12/18(日)お昼です

『Welcome to Choji's House! vol.42』〜大忘年会スペシャル〜

会場:横浜 THUMBS UP
(横浜駅みなみ西口徒歩5分/相鉄ムービル3F 045-314-8705)
時間:OPEN 12:00 / START 12:30(CLOSE 15:00頃)
料金:前売¥2500 / 当日¥3000

※小学生はそれぞれ1000円引き(未就学児無料)
出演:Choji  メンバー:原さとし(バンジョー)、倉井夏樹(ハーモニカ)、関根真理(パーカッション)

 

【予約・お問合せはこちらまで】

http://form1.fc2.com/form/?id=918489

090-8519-9064(ツキオン・エンターテイメント)

 

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「いいね!」↓

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| 楽曲 | 01:14 | - | - | - | - | ↑TOP
和歌山県橋本市に『はたごんぼの歌』(その1)

6年前より田んぼ作りにかよっている和歌山県の伊都橋本地域では、周辺にも地域に根差したさまざまな活動があり、僕としては『田んぼオブザワールド』がきっかけとなり、いくつものご縁ができました。9月に橋本市柱本で行われた「わかやまの棚田・段々畑サミット」での棚田コンサートも大いに盛り上がりましたが、今回は同橋本市は西畑地区に復活した幻の農作物「はたごんぼ」の話。

 

 

国城(くにぎ)山麓の斜面に張り付くようにある西畑の集落は、今は少ない家と周りに柿の畑がちらほらと広がりますが、かつてはここの斜面と豊かな土壌を活かし、太くて長いごんぼ(ゴボウ)「はたごんぼ」の一大産地でした。江戸時代の頃には紀の川を筏で下り大阪などへ運んでいたり、農作物の採れなかった高野山へ毎年奉納したりと、この土地の誇りであり、大事な作物でした。ところが、ごんぼ栽培はとても重労働で、「はた(西畑)へは婿にやるな」と言われたりするほどだったそうで、他の山村地域と変わらない事情で人が減る中、一つまた一つと、果樹の畑へと変わっていったそうです。

 

 

さて今から9年ほど前にここに住む何人かのメンバーで、このはたごんぼ復活への話が持ち上がります。調べていけば各家からごんぼを掘るトンガという道具もたくさん出てきて、かつての栽培の記憶のある年長者に教わりながら、種を撒き、丁寧に育てると、見事なごんぼが掘れました。「これは!」と気運が高まり、和歌山県や、企業の協力も得て、ごんぼの産地復活へ、開墾が始まります。そして、幻のごんぼと言われた最大直径8cmほど、長さ1mほどの大きなごんぼの収穫に成功。昨年には和歌山県の推奨農産物「プレミア和歌山」に選ばれ、地元だけでなく、周辺や県外へも話題が広がっています。

 

 

そんな中、中心人物の一人だった素和(そわ)治男さんから「はたごんぼの歌を」とあったのは2年ほど前のことだったと思います。筒香での田んぼづくりから生まれた「田んぼオブザワールド」をとても気に入ってくれていて、素和さん曰く「Choji君とは波長が合うから」ということでした。前述したような西畑とはたごんぼのこれまでのいきさつは手紙でもらいました。

 

 

いつまで、という感じでもなく、なんとなく西畑へ通うようになりました。畑を歩き、できたばかりの直売所「くにぎ広場」のみなさんと仲良くなり、すると昨年の12月高野山へはたごんぼを持って歩く「雑事のぼり」の際に、「はたごんぼの歌ができます。」と宣言されたのでした。高野山へ8時間かけて歩きながら、思い出していたのはここの歴史と、くにぎ広場のおばさまたちの笑顔でした。よし、一年ごんぼの畑を追って、歌もいっしょに収穫しようと。

 

 

 

種蒔きからまた1年かけました。そして「はたごんぼの歌」完成しました!

 

つづき【和歌山県橋本市に『はたごんぼの歌』(その2)】

 

| 楽曲 | 19:11 | - | - | - | - | ↑TOP
名松線に乗って

朔へ11/23の打合せだったんですが、乗っておかないとね、と「名松線」。

 

 

松阪駅5番線。一両編成のワンマン運転です。実は・・・。雨も降ってるし、車でいんじゃないかなぁとブツブツ言いながらの出発だったんですが、松阪駅で乗り場へ向かうと、もうテンションがあがってしまい、一度ホームまで降りてから、これは〜と引き返し売店へ。

 

 

寒い日でしたが、売店でささやかにうれしかったのが、ドリンクウォーマーにワンカップ。気が利きます。(三重の酒があればベストでしたが)

 

 

Suicaを忘れ、切符もひさびさに手にしましたが、あらためていいですね、切符を持って電車に乗るって。終点「伊勢奥津」まで840円。1時間24分。朔のある「伊勢鎌倉」は3駅手前、670円です。(AM9:38松阪発で、10:42に伊勢鎌倉着。※11/23の行程)

 

平日は乗っている人も少なく、ゆったり静かに小旅行。土日、祝日はハイキングのお客さんなどでにぎわいます。

 

ちなみにこの名松線・・・

 

2009年の台風で被災し運休していたものが、今年の3月、6年5か月ぶりに復旧しました。復旧までの最長記録だそうです。つまり、沿線が過疎化し利用客が少なくなる路線の多くは、災害復旧に多額の費用負担ができず、廃線になってしまうところ、この名松線では、沿線住民数をはるかに超える署名を集め、県、市、JRがお金を出し合い復旧まで至ったという、県民に愛された奇跡の復活路線なんです。参考記事>http://toyokeizai.net/articles/-/111716

 

 

 

 

 

松阪の広い平野から、なだらかに山間へ、川に沿って、いくつかのトンネルを抜けて、伊勢の奥へ。景色の変化がとても心地よく、雨もまたいい雰囲気でした。

 

・・・・・

 

伊勢奥津は伊勢本街道の奈良県から三重県に入った最初の宿場町。奥津の雰囲気も大好きですが、今日は折り返して、伊勢鎌倉まで再び乗車。そして

 

 

 

ホームの目の前に田んぼと山が広がります。ありがとう〜名松線。さて、朔へと歩いて向かいます。

 

 

 

 

ゆっくり歩いて20分。

 

 

 

 

 

もう少し。

 

 

 

山羊のシロが迎えてくれます。

 

 

朔、今一番、心地いい場所です。

 

・・・・・

 

さて11/23の打合せ。三重のお酒と土地の味、そして歌の企画です。

 

 

この日は料理を盛るトレイについて。新月伐採(月齢伐採)のものを使います。もちろん地元美杉の木を、丁寧に磨いたもの。本当に美しい。

 

 

お猪口は、これもいろいろ試してみて、蛇の目の5勺盃が、手に持ってよく、日本酒を見ても楽しめ、これに決まり。

 

さて、朔の沓澤敬さんはいよいよメニューの構想へ。僕は歌を仕上げます。三重のお酒(34種類)を、三重の土地ならではの味で、贅沢に楽しむ。紅葉の美杉で。またとない機会です。ぜひ名松線に乗って、お越しください。

 

 

 

11/23(水・祝)

日本料理 朔(三重県津市美杉町八知)

11:00〜15:00

 

70名様限定です。ーご予約受付中ー

詳細はChojiホームページをご覧ください。

http://choji.jp/schedule.html

| | 17:14 | - | - | - | - | ↑TOP
宇陀歌彼岸会(終えて)

ちょうどこの一週間前、「阿弥陀式」という地元大東地区の地域行事で、集落の人に混ざっていっしょに拝ませてもらった時、「もう”馴染み”ですねぇ」と声をかけてもらったのがとても印象的でした。外から通っても、年に一度でも、少しずつ”馴染み”になる。今年も、土地の人と旅の人で、お彼岸は宇陀のお寺に集いましょうという『宇陀歌彼岸会』(うだうたひがんえ)5年目の開催でした。奈良県は宇陀市大宇陀、報恩寺にて。

 

 

 

まずはこの企画で復活した、大念珠繰り。数十年前に、地元檀家さんたちの寄付で作られた大念珠は、かつて念珠講として定期的に集まり繰られていたそうですが、土地の人も減り、講の集まりもなくなり、長いこと本堂の奥にしまわれていたものでした。この彼岸会を始めたのを機に、自然な流れで再開。子供たちもいっしょに。

 

 

 

そして彼岸会コンサート。この本堂に歌が響くのも、いよいよ馴染んだ気がしました。お彼岸の中日、ここに眠るご先祖さんたちにも喜んでもらえるようにと歌っています。今年もさまざまにうれしい出会いもありました。

 

1. 金蔵万燈会

2. 村祭り

3. ホーボーワルツ

4. まわせ一升ビン〜伊勢志摩サミットver.〜

5. やっちょんまかせ

6. 次の代へと

7. 記憶の旅

8. 田んぼオブザワールド

9. かくれんぼ

 

 

 

コンサートが終わると庫裏の方へ移動し、精進料理と、このお寺の世話役さんでもある、地元酒蔵の自慢の酒を、集まったみんなと酌み交わす。いい時間です。まずは皆もくもくと食べる(笑)

 

そして

 

 

 

まわせ一升ビン〜今夜は奈良のお酒バージョンで乾杯!もっといろんな人と話したかったんですが、大東のお酒飲みの人たちの席に割って入ると、グラスを置く間も許されず(笑)、だいぶ飲みました。

 

 

 

というわけでこのあたりは、あまりよく覚えていないのですが、写真をタイマーで撮るのにわいわいとやっていたのをなんとなく。最後まで残ったみんなで記念撮影。今年もよい一日になりました。

 

この規模のイベントをとても大事に思っています。主催者も関係者も、友人知人も、家族も、土地の人も旅の人も。…日本人もニュージーランド人も。もちろんさまざまな準備はするんですが、誰がもてなしもてなされるというのではなく、一つの輪の中で、大切にしたい時間を共有する。行事として。少しずつ根付き、馴染んできたのかなと、振り返りました。また来年も皆でここへ集まって、1年であったいろんな話ができますように。そしてまだ来られていないみなさんもぜひ、大宇陀の報恩寺へお立ち寄りください。

 

(おわり)

 

・・・・・・・・・・・・・

 

この秋のおすすめ企画です!

 

伊勢志摩サミットに合わせて、三重の酒全35本を歌った「まわせ一升ビン」。三重の酒34本(一社酒造組合を退会されたそうで)と、自然美しい美杉の朔の料理、三重の味と合わせ、歌と共に特別企画です!

 

 

11/23(水・祝)

日本料理 朔(三重県津市美杉町八知)

11:00〜15:00

松阪からローカル列車JR名松線に乗って来られます。

 

70名様限定です。

詳細はChojiホームページをご覧ください。

http://choji.jp/schedule.html

 

| ライブ | 21:12 | - | - | - | - | ↑TOP
田んぼオブザワールド2016 in 筒香(終えて)

5年目の開催でした!筒香(つつが:和歌山県伊都郡高野町)での田んぼオブザワールド。田んぼの中のコンサートに始まったものですが、目的は、僕らが田んぼを通して知ることができた、こういった地域の暮らしの中の魅力に、それぞれの実体験として触れてもらうこと。そしてこの日の出会いや再会をきっかけに、筒香の人たちとの末永い関係へとつながること。結果田んぼを含めたこの景色をみんなで守ることができたらいいなぁといったことです。・・・とまじめな話から始めてみましたが、少しずつ話題になっていく中、芯の部分をしっかり持って、ここにしかない輪を作っていきたいなという思いです。

 

 

さて、今年も1時オープン「ようこそ筒香へ!」は筒香地区全体が会場!「縁側トーク」は筒香のお宅へ「こんにちは〜」と訪問。縁側でお茶をしながらおうちの人とゆっくりおしゃべり。

 

 

 

そして2時出発のガイドツアーは今年は特別バージョン。田んぼ散策ツアー&お堂で踊るやっちょんまかせ。

 

 

 

 

過去最長のコースでしたが、今年は集落の一本道が片側通行止めのため、ほぼ歩行者天国状態でゆっくり散策。そしてゴールは堂前の田んぼ。今年はこの田んぼを背景に「田んぼオブザワールド」生演奏。

 

 

そしてお堂の中へあがると、かつてここで夜通し踊られたという「やっちょんまかせ」を再現&コンサート本番に向けて練習。50年前へタイムスリップしたような特別な時間でした。

 

 

 

 

各々よりより広場へ戻って。今年も地元筒香、富貴の他、花坂から「なるこ川」橋本から「くにぎ広場」の直売所のみなさんがそれぞれの名物を持って出店してくれました。さぁまもなくコンサート。

 

 

 

山からのヒグラシの声とともに、田んぼオブザワールドコンサート。今年のメンバーには、横浜からバンジョーの原さとしさん。筒香の風に吹かれてノリノリの軽トラでゴー(笑)。原さんと横浜でのプロジェクト、バンジョー&ギターが初めて日本に来たときの音楽も162年の時を経て筒香へ届けましたよ。

 

 

 

そして第二部は恒例のみんなで踊るやっちょんまかせから。この地域伝統の盆踊り歌は、このイベントで50年ぶりに復活したものです。かつては4人の音頭取りが順番に音頭を取ったそうですが、なかなか難しい節回し。今年は僕一人で取りましたが、来年に向け、音頭取り大募集です!(当時の音頭取りのゲンさんからお墨付きをもらった僕が丁寧におしえます!)

 

 

踊った後の日が落ちるまでの時間はとても好きな時間です。今日一日のことをゆっくり振り返りながらエンディングまで数曲歌いました。

 

そして・・・

 

 

 

 

打ち上げにみんな呼んじゃいました。(笑) このイベントは富貴・筒香田んぼつくりタイと、筒香寄合会を中心とした地元主催イベントです。田んぼづくりに励む田んぼタイのメンバーの多くは遠方から。そして、お客さんとなってかよってくれてるみなさんも、もうすっかり筒香ではおなじみ。遅くまで盛り上がって(僕は実は病み上がりで、途中で脱落しましたが・・・)筒香に起こる新しいにぎわい。過疎高齢化する集落の5年は思っている以上に大きいですが、上の人たちが育んできたものを学び、受け止めながら、仲間を増やし、新しい地域の力として盛り上がっていきたいなと思っています。

 

おまけの1枚

 

 

翌日片づけをしていてゲンさんと。やっちょんまかせ前に帰っちゃったので心配してたんですが、元気に畑で冗談言ってました。話してると電話が鳴るので、誰?って聞くと「ばぁばや」とニッコリ。今日も仲良し。来年は歌ってね。


 

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■「富貴・筒香田んぼつくりタイ」はいつでもメンバー募集中♪問い合せは僕宛てでも(FBでもメッセージください)

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